本当に毎日が発見だなと思います。
というのも、
今日は僕の担当する子がお休みだったので、他の子の観察をじっくりする機会がありました。
今年の子ども相談室では、「その子が分かって自立的に動けるように」なることを全体の大きな目標にしているのですが、自立課題の時間で「やや、実はまだ自立できていないぞ」という場面にでくわしました。
確かに課題そのものを完了するスキルはその子にあるのですが、課題の中身のオブジェクト(容器や道具)で感覚的に遊んでしまっていて、スタッフの指さしを実は必要としていたのでした。課題の意図よりもオブジェクトの感覚刺激のほうがその子には魅力的だったのですね。
こういうケースの場合、ぴたっと合わせられるマッチング課題や、オブジェクトが視覚的に消えていくプットイン課題だと、子どもも感覚刺激にとらわれることなく課題に取り組めることが多いようです。
この日も改めて自立課題のアセスメントを1対1で行い、やはりマッチングとプットインを中心に自立課題を組み立てた方がよいということになりました。機能的に低くないお子さんでも年齢が低いケースではまだまだ感覚刺激にとらわれることが多いので、自立課題に関しては「目をつむってでもできる(byそれいゆ)」課題にしてあげないといけませんね。
やはり観察(アセスメント)は日々必要だなと改めて思いました。
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