2008年4月28日月曜日

僕たちの知らないところで決めるのはやめてください!!

現在厚労省で行われている「障害児支援の見直しに関する検討会」ですが、あまりにもひっそりと進んでいますが、はっきりいってとても重要な会議なのです。

というのも、障害者自立支援法の見直しの一環として行われているのがこの検討会であり、今後の障害児施策に関して今年の7月までにある一定の方向性が出されるのです。とりあえず、関係団体のヒアリングが終わり、月2回ペースで見直しを進めていくそうですが、僕は正直不安なのです。

現場や保護者の意見がちゃんと反映されるのか?
そもそも厚労省は現在の障害者自立支援法をどのように評価しているのか?
学齢児対象の児童デイサービスを経過措置ではなく今後も継続させていくのか?
廃止するのならそれに代わる施策があるのか?

など、聞きたいことがたくさんあります。

もちろん、検討会そのものはちゃんと目的をもっており、「見直しの基本的な視点」として、

・子どもの自立に向けた発達支援
・子どものライフステージに応じた一貫した支援
・家族を含めたトータルな支援
・できるだけ子ども・家族にとって身近な地域における支援

と、ここだけ聞けば、まったくごもっともという感じです。この「基本的な視点」を忘れずに、しっかり検討していただきたいと思います。

そこで最後にみなさんにお願いです。

検討委員会のメンバーがネットに公開されていますので、どなたかお知り合いがいらっしゃれば、ぜひ皆さんの声を伝えてほしいと思うのです。残り約3ヶ月。委員会のメンバーがカギとなります。僕たちの知らないところで決められて後で後悔しないように、今のうちにコンタクト取っていただければと思います。

障害児支援の見直しに関する検討会メンバー(PDF)

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