2008年5月8日木曜日

歩けるのなら、歩いてください

ゴールデンウイークも終わり、日常が戻ってきた感じですね。今年の連休は短かったこともあり、我が家では実家の広島に帰っただけでした。

子どもがいないときには広島に飛行機で帰るなんてどうということもなかったのですが、双子が生まれてからはちょっと地下鉄に乗って移動するだけでも一大事になりました。我が家の双子バギーは戦車のようにとてつもなくデカイので、移動するのが本当に大変なのです(あまりのでかさにたいていの人たちが振り返ります。その分、周りの人が圧倒されてよけてくれるので「そこのけ、そこのけ」で進みやすいとも言えますが・・・)

要するに、双子とバギーで移動する時、僕たちは社会のバリアに直面することになります。一時的に「障害者(正確には障碍者)」となるのです。こうして双子の親になって初めて、世の中にはずいぶんとバリアが多いなと実感することになったのです。

なかでも大変なのが階段の移動。もちろんバギーを持ち上げて階段の上り下りはできません。小さなバギーならなんでもない2段でさえ超えられないのです。だからエレベーターがとても大事になります。

確かに世の中のバリアフリー化はめざましく、公共交通のエレベーター設置度はとても上がってきました。その分、移動も昔と比べてずいぶんと楽になったと思います。

しかし、そのようにせっかくつけたエレベーターも、しっかり歩ける健常の人たちが満員でのっていて何らかの障碍を抱えている人が入れなくては、まったく使い物にならないのです。ゴールデンウイーク中は移動する人が多いので、なんどもエレベーターを待たなければいけませんでした。これでは何のためのエレベーターか分かったものではありません。「エレベーターが必要」と「エレベーターは便利」とはずいぶんと違うのです。「ハードウエア」としてバリアフリーになっても、それらを利用する「ソフトウエア」としての人の問題があると感じました。

発達障害の世界でも、特別支援教育や発達障害者支援法など制度的な整備は進んできている印象がありますが、実際にかれらや家族が生きやすくなったとはまだ言えないように思います。その背景には、制度や施設などの「ハードウエア」だけでなく、それらを利用する「ソフトウエア」の問題も同様に大きいですね。

2 件のコメント:

sen さんのコメント...

らくらくおでかけネットhttp://www.ecomo-rakuraku.jp/rakuraku/index/
以前、視覚障害者の方から教えて頂いた便利なサイトです。時間に余裕を持って遠回りでも楽に移動できる乗換えを検索するのに役立ちました。
ご存知かも知れませんが、ご参考まで

向井 崇 さんのコメント...

senさん
こんにちは。コメントありがとうございます。エレベーターがどこにあるのか分からなくて右往左往したことが何度もあったので、とても助かります。情報、ありがとうございました。